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これで震災避難も安心? マッドマックスな気分にもなれるガソリン携行缶という避難グッズ

 また地震があり、不安を感じます。
 震災避難は歩いてなんて言われているのは都市部のごく一部の話。田舎ではクルマで避難があたりまえです。私の住んでいる島根県松江市は原発のある町、クルマでないと逃げ切れませんし。
 今回はガソリン携行缶を買いました。
YAZAWA (矢澤産業) ガソリン携行缶 横型タイプ 20L 消防法適合品 YG20

 20リットルのガソリンを常に用意しておけば、避難時にクルマの航続距離がずいぶん伸ばせるはずです。ガソリンは劣化していくものですからただたんに備蓄するのではなく、携行缶からスクーターに給油するなど使いながらの備蓄を考えています。しかし、そうなるといつも20リットルあるわけではなくなってしまうのが不安ですが……。

 20リットルのガソリンはけっこう重かったので、給油用の簡易ポンプも購入しました。1000円以下の安価な品です。

 エーモン工業(株)の安価な手動式ポンプにはY99給油ポンプとG710パワーポンプの2つがあります。この2つはポンプの形状の違っており、Y99は側面を押して/離して汲み上げるもので、G710は縦方向のジャバラを縮めて/伸ばして汲み上げる方法です。
メーカーであるエーモン工業さんに問い合わせたところ、汲み上げる力はG710の方が効率がいいそうです。

 Amazonには緊急用と書いてあり、恒常的に使って差し支えないか不安でしたが、これもエーモン工業さんに問い合わせたところ、携行缶から車へのガソリンの移しかえを目的として製造しているとのこと。火災を防ぐために、静電気対策が必要。また、携行缶を必ず使用し、タンクやホースの帯電がアースできるよう、絶縁体を敷かずコンクリートなどに携行缶を直接置く必要があるとのことでした。

 静電対策はポンプの取扱いというより、ガソリンの取扱いとしての必須事項で、必ず守る必要があるとのこと(爆発しないように)。

「緊急用」の意味ですが、ガソリンの成分は、ポリエチレン素材に長い目でみると影響が考えられるので、永続的にはご使用いただけないとメーカーが考えているからだそうです。使用直後に毎回ガソリン成分を除去したほうがいいとのことでもありました。Amazonには1回で弁が固着して使えなくなった報告もあります。振るなどしてガソリンを飛ばしたほうがいいのでしょうね。

 ガソリン携行缶があると、ちょっとマッドマックスな気分にもなれます。「ガソリンを求めて…」。
 買いたいと思いながら手が伸ばせないでいる発電機にもガソリン携行缶から給油できる。
 どこまで備えておけばいいのかと思うのですが、ちょっとずつ買い足していきます。

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