パスワードを変更した覚えのないLS-WH2.0TGL/R1というNASにログインできなくなっていました。
なんらかの障害だったと思われますが、本体のリセットボタンも効かず、やむなくファームウェアを強制的に書き換えてログインできるようになりました。
下記はWindows 7 64bit 上で行った作業手順をまとめたものです。
- バッファローのサイトからLS-WH2.0TGL/R1ファームウェアVer.3.09のアーカイブをダウンロードします(最新版であるVer.3.10βのLSUpdater.exeは当方のWindows7 64bitでは動作しませんでした)
- ファームウェアのアーカイブを展開します
- 展開されたフォルダにあるLSUpdater.iniの下のほうに次のように書き加えます。意味は「ファームウェアのバージョンチェックをしない」「フォーマットはしない」、「デバッグモードで強制的に設定を行う」です。
[Flags]
VersionCheck = 0
NoFormatting = 1[SpecialFlags]
Debug = 1
- Windows7のウイルス対策ソフトのファイヤウォールを一時的にオフにします(ファームウェアをLS-WH2.0TGL/R1に送信するために必要)
- LSUpdater.exeを起動します
- 画面の指示にしたがってクリックします。パスワードを入力する場面ではLS-WH2.0TGL/R1の初期パスワードである「password」を入力しました
- 再起動を待ちます
- Windows7のウイルス対策ソフトのファイヤウォールをオンにします
以上です。
実は、ずいぶん長い期間、ログインできない状態でしたが実害がなかったために放置していました。
今日から完全に動作するようになり、嬉しいです。さっそく、設定の変更などを行いました。