初めての電子書籍づくりにハマりました。epub形式を選んだので、サイト制作と同じような感じにサクサクできると思っていたのですが、ぜんぜんでした。不覚です。
後に電子書籍づくりに挑戦される方のために、ハマリどころを書いておきます。
epubって何?
ちょっと乱暴な説明としては、epubはhtmlの類やリンク画像等をZip圧縮してひとつのファイルにしたものです。
HTML以外の知識が必要だよ
epubはweb技術があれば簡単にいけるんじゃないかと思っていましたが、そんなことなかったです。電子書籍独自の知識が必要です。
それを知らないと出来上がりません。ハマります。ハマります。
Sigilを知らずに使うと勝手なことをするよ
epub作成ソフトとして有名な「Sigil」は勝手に目次やCSSやDTD宣言を書き換えたりするので、アップロードする段になってEpubcheck3.0でチェックするとエラーがわんさか表示されたりする。
勝手に書き換えないことで定評のあるDreamweaverで作業をしたほうがいいような気がしました。
Zip圧縮する順番があるよ
mimetypeがZipの先頭ファイルになっていないとEpubcheck3.0がエラーを表示します。 Zip圧縮するときに「mimetype」というファイルをまずZipのなかに放り込んで、その後でそれ以外のファイルを放り込んで圧縮しましょう。
エラーなく作っても、kindle 形式に確実に変換されるとは限らないよ
epubcheck 3.0でエラーのないepubをamazon でkindleに変換したら目次ができませんでした。
epubがそのままkindleになる保証はないということですね。
kindle用epubづくりにはノウハウが必要なようです。