Adobe のサーバからクレジットカード情報が流出した。しかも、セキュリティ企業が個々のアカウントのパスワードの復号に成功しているとこから、心配しなくても大丈夫とは思えなくなってきた。

2年目から既存ユーザへの優遇価格がなくなることもあって、僕はいったんAdobe Creative Cloud (以下、CCと略記)を解約した。
しかしクレジットカード情報は相変わらず、Adobe のサーバ上にある。消したいけど、消し方がわからない。

そこで、サポートに連絡した。チャットがあったのでそれを利用して。昼休みを挟んだこともあって、待ち時間を含めて、やりとりには1時間以上かかった。要点だけメモしておく。

Adobe CC についてAdobe のチャットサポートでやりとりして分かったこと(文責は「ガジェット日和」にあります)

  • CCを解約しても、アカウント設定画面から登録したクレジットカード情報の削除はできない
  • Adobe のサポートに頼めば、現行アカウントを削除し、新アカウントに移行することで、クレジットカード情報をサーバ上から削除できる
  • クレジットカード以外の支払い方法でCCを使う方法としては、Adobe Creative Cloud サブスクリプションの購入がある。3ヶ月版、12ヶ月版が販売されている。これはAmazonでも買える。下記のような感じの商品だ。[amazonjs asin=”B00FONNRKS” locale=”JP” imgsize=”medium” title=”amazonより”]
  • 販売店が分割払いを取り扱っていれば、サブスクリプションの分割払いできるかもしれないので、店舗と相談してみるといい
  • 情報漏洩を受けた対策について、サポート・スタッフはサイトに掲載された以上の情報を知らない(2013年11月12日現在、サイトの情報を要約すると「努力します」としか書かれていない。具体策は皆無)

Adobeのサポートさんは「私達もソースコードなど大切なものを盗まれた被害者」的ことを言ってたけど、事故が起きてしまえば、「そんなのユーザに関係ない話だよね」としか言いようがない。
自分も被害者ヅラしてしまいそうな気がするけど、そこに大切な情報を預けていたユーザからみれば、信頼への裏切りでしかない。これはクラックされたほうとしては辛いけど、肝に銘じておく必要がある。

僕の対応なんだけれども、サポートを受けている間に考えが変わって、アカウントもクレジットカード情報も当面、そのままにすることにした。

僕のクレジットカード情報の不正利用があったら、Adobeを全力で糾弾すればいいんだ!
もう情報は流出しちまったんだから、いまさらAdobeのアカウントから削除したってしょうがないんだ!
証拠の品としてアカウントとクレジットカードが残っていたほうが、糾弾するとき便利なんだ!

Adobeが対策をうったと発表してから、もう一度考える。それまでは、CC は使わず、CS5.5 に戻しておく。
今後、CC はサブスクリプション版を近所の家電量販店で買おうと思っている。
クレジットカード使うのもますます嫌になってきたので、今まで登録していたサイトからもどんどん削除していこうと思う。

不安な思いをするより、ちょっとぐらい不便なほうが好ましい。そんな気がしてきている。年間分でサブスクリプションを購入しても、業務用ならそんなに高い気しないし(以前からAdodeにお布施しすぎて金銭感覚が麻痺している?)

[amazonjs asin=”B00FONNR9Y” locale=”JP” imgsize=”medium” title=”amazonより”]

[amazonjs asin=”B00FONNRKS” locale=”JP” imgsize=”medium” title=”amazonより”]

 


Comments are closed.

Post Navigation