BUFFALO製NAS LS-WVL/R1シリーズのファームウェアが飛んだので直しました。
この障害は何度目かなので速攻で作業が終わりました。
保証期間内だったのでサポートに連絡したり、修理に出したりしても良かったのですが、こういう作業は自己責任が大好きなものですから。
まず、NASのファームウェアが飛んだとはどういう状態かを説明しておきましょう。
今までネットワークから見えていたNASが見えなくなります。NAS Navigatorからも確認できません。機種によりますが、LEDランプが点滅するなど障害を示す表示となります。
一見、万事休す的な障害ですが、PC経由でファームウェアを再インストールすることで、データを失うことなく復旧することができます。
まず、いったんNASの電源を落としてネットワークから外しましょう。このとき、電源を切ってもLEDが点滅し続けるときがあります。電源が切れない状態です。どうしようもないときは、電源ケーブルを抜いて強制的に切断するしかありません。
PCとLANケーブルで直結しましょう。LANケーブルはそれまで使っていたもので構いません(リバース接続する必要はありません)。NASとパソコンの電源は両方とも入れておいてください。
BUFFALOのサイトから最新のファームウェア転送ソフト(ファームウェアアップデータ)をダウンロードします。機種別にソフトがあります。ドライバーダウンロード LS-WVLシリーズからのリンク、もしくは、googleで「<自分のNASの機種名>+ファームウェア」で検索すればダウンロードページが出てくるでしょう。
後はダウンロードした最新のファームウェア転送ソフト(ファームウェアアップデータ)をダブルクリックしてあげてください。アップデータが必要なNASが表示され、後は画面の指示に従えば、ファームウェアが再インストールされます。
インストール完了後、LANケーブルをPCからそれまで使っていたネットワークに差し替えるとNASが認識されるようになります。
LS-WVL/R1シリーズはもう生産されていませんが、後継機も同様の作業でファームウェアの再インストールができるものと思われます。
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NASは大切なデータを入れているものです。壊れたら困りますね。自信がないときはサポートに電話したりしてください(当サイトでは作業に失敗してデータがなくなったとしても一切保障できません)。
ただし、BUFFALOはデータ復旧は手がけていないので、修理に出しても初期化されてしまいます。つまり、データは消えます。困りますね。
自力での復旧が難しいと思ったら、データ復旧サービスを利用しましょう。まずは調査費無料のサービスを利用してみてはいかがでしょうか。